-日本では、ついこの間まで、汗をしっかりかいて達成感を味わう動的なヨガが流行っていたが、ここへ来て、静的なヨガ(陰ヨガに代表されるポーズを長めにホールドするゆったりしたスタイルのヨガ。自分と向き合う内省の時間を多くとり、深いリラックスに至り副交感神経を優勢にさせる)がブームだそう。
香さん「東京の街を歩いていると、音楽や雑踏、人や食べ物の匂いなどが溢れてますよね。だから私たちって、常に強い刺激に五感がさらされて意識が外に向いています。そんな状態を長く続けていると本来の自分の声が聞きづらくなって、バランスを崩してしまうことも。ヨガをして自分と向き合う時間をとることは、それだけでヒーリング的な効果があるんですよ。毎日外向けの予定で手帳が埋まっていないと不安を感じる人は、自分が今、本当は何を欲しているのか分からない人も多いのではないのでしょうか。忙しさ中毒になっている人ほど、静的なヨガはお薦めですよ」
-バランスを崩すと、もちろん美にも影響を与えますよね?女性の美の敵は何だと思いますか?

香さん「美を阻害する原因は大抵がストレス由来だと考えています。過度なストレスから食べすぎたり、飲みすぎたり、ジャンクなものに手が伸びたり。そうやって行動が極端に「過ぎる」と本来のバランスが崩れちゃうんです。今年の初めにインドに行ってアーユルヴェーダの勉強をしていました。その講義で“美とは、外見だけじゃなく、身体、心、魂のバランスがとれて外側に滲みでた状態だ”って言っていました。まさにそうだと思います」
-香さんを見ていると、まさにバランス美人。ヨガをするときれいになれますか?
香さん「ヨガの大切な哲学に、“答えは、すべて自分のハートの中にある”というものがあるんです。ヨガを通して、自分が今内側でどう感じているか、に意識を向けると、極端に振れることが少なくなってきます。だから、食べすぎや食べなさすぎも防げるし、健康的に体重維持ができます。それに、ヨガを続ければ、基礎代謝が上がって太りにくい体質になるというのもあります。あと、副交感神経への切り替えがうまくできるようになるから、よく眠れるようにもなります。眠りは肌の輝きに通じますよね!(笑)」
-改めてヨガっていいことづくめ!では、香さんがふだん持ち歩いている美をサポートするグッズを紹介して下さい。
香さん「ハーブはいつも数種類持ち歩いています。お湯に混ぜて飲んだり、食事の前に消化能力をよくするハーブのチンキ剤をそのまま飲んだり。お酒を飲む時はウコンを飲んだりもしますよ〜(笑)。コーヒーも好きですが、飲みすぎると消化器系に負担をかけたり、興奮して眠れなくなるので気をつけています。出先でも、微調整するようにハーブをいただくと気分転換になるのでいいですよ。そのほか、家ではハーブをオーガニックの牛乳に煮出して飲むのも好きだし、セサミオイルと一緒にハーブの成分を抽出してマッサージに使ったりもしますね。代替医療の進んでいる海外ではオーガニックのものも手に入りやすいので、旅先で買ってくることが多いです」
自分の身体の声をちゃんと聞いて、ハーブでセルフコントロール。
ストレスに負けない、楽しくてオシャレなハーブ生活を是非お試しあれ。
・甘草(リコリス)、シャターバリ、アシュワガンダ(共にアーユルヴェーダのハーブ)、などのミックスハーブ:滋養強壮系&婦人科系に良い
・ビャクダン:気持ちを鎮静化させる、身体にこもった熱をはらう
・辛いハーブ:トリカトウ(三辛と言われている)。食前にとると消化を高める
※お薦めのハーブ専門店BOTANICALS
http://www.botanicals.co.jp/shop.html
但し、シャターバリやアシュワガンダは入手できません。
サントーシマ香
学生時代より活動したモデル業を経て、2005年にカリフォルニアにて全米ヨガアライアンスを取得、現地のスタジオでヨガを教え始める。帰国後各地で講師を務めるほか、定期的にインド・タイ・アメリカに渡りヨガやアーユルヴェーダの研修を積む。
www.santosima.com