-最近は、日本でもいろいろなエッセンシャルオイルを手軽に手に入れることができるようになりましたね。香さんにとってエッセンシャルオイルの魅力とは何でしょう?
香さん「手軽に植物の恵みを取り入れることができるので、いつも数種類のエッセンシャルオイルなどを持ち歩いています。直接塗れるものは、外出先で気分転換に耳の後ろにつけたりすることも。肌に塗れないエッセンシャルオイルでもキャリアオイルを使えばたいていはマッサージに使えます。バスタブに垂らしたり、マッサージをして肌から直接浸透するエッセンシャルオイルは、血液やリンパに沿って体を巡るお肌からとる食事だと考えています。嗅覚を通して香りは脳も刺激しますから、原材料や製造過程は信頼できるオーガニックやワイルドクラフト*のもの中心に選ぶようにしています」
*海外では、オーガニックよりもさらに厳しい品質検査(残留農薬や重金属検査など)をクリアした「ワイルドクラフト」のエッセンシャルオイルもたくさんある。ハーブは厳しい自然環境下で育った野生のものほど、大地の力を存分に受け有効成分もたっぷり含まると言われている。
香さん「また、作っている会社の哲学とか思想を応援したい!と思うものを選ぶことが多いです。例えば、カリフォルニアにあるFLORACOPEIA(フロラコピア)という会社は、少数民族の女性が栽培した絶滅寸前のハーブを原材料に使って、労働者に直接現金収入が入るような仕組みを作っています。気がつくと、会社の大きさや知名度に流されず、モノづくりの姿勢に共感したものを愛用していますね」
-オーガニックのエッセンシャルを通じて社会貢献に一役買うことができるなんて、使うときの気分まで変わりそうですね!ところで、お気に入りのアイテムを紹介してもらえますか?
香さん「エッセンシャルオイルではないですが、愛用しているものに『ティンクチャー』というハーブ抽出液で、内服して効用を直接体内に届けるものがあります。日本では、まだ限られた種類が出回っているのみですが、海外の自然志向のショップなどでは数百種類並んでいるところも多くあるほど、手軽に薬草の良いところ取りをできるレメディーです。効能別に選ぶのですが、それが楽しくて立ち寄るとよく買ってきます。例えば、今日持ってきたのは『ビター・スイート』というターメリックやタンポポの根っこの成分をアルコールに抽出したティンクチャー。皆さん心当たりがあると思いますが、外食が続くと苦い味のものってなかなか摂れませんよね。同じ味にばかり慣れてしまうと使わない味覚は退化すると言われています。このティンクチャーは、外食が続く時などに摂ると味覚を正常化する手伝いをしたり、肝臓の機能を高める働きもある優れものなので、とても重宝しています」
本文中で紹介。味覚調整、肝機能向上効果がある。ターメリック、グースーベリー、ヤム、カルダモン、タンポポの根っこ、オレンジエッセンスなどがブレンドされている。
脳みそのトニックと言われる。神経系のダメージに効くのでパソコンや目を酷使する人にオススメ。
(アーユルヴェーダの薬草:和名:ツボクサ)
自然のパワーを直接取り入れることのできるエッセンシャルオイルやティンクチャー。
毎日の生活、心や体の状態に合わせて取り入れると、ますますハッピーになれそうだ。
いずれも海外で買ってきたもので、左から順に、
文中に出てきたFLORACOPEIAのもの。
ワイルドクラフトでoshadhiというブランド。
直接塗布できないエッセンシャルオイルを希釈して使用。
サントーシマ香先生によるアーユルヴェーダ基礎講座
http://www.yoga-gene.com/0904/workshop/2203.html#content
サントーシマ香
学生時代より活動したモデル業を経て、2005年にカリフォルニアにて全米ヨガアライアンスを取得、現地のスタジオでヨガを教え始める。帰国後各地で講師を務めるほか、定期的にインド・タイ・アメリカに渡りヨガやアーユルヴェーダの研修を積む。
www.santosima.com