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オーガニックな日々

窮屈に考えなくていい、オーガニックってゆっくりなもの。

クレヨンハウス主催
落合恵子

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オーガニックライフを楽しむ人たちに、その暮らしぶりをうかがいます。
第2回は、作家の落合恵子さん。ライフスタイルを確立するなかで、ごく自然に選んでいたのがオーガニックだったそうです。



オーガニックの入り口は1冊の本でした


子どもの本の専門店クレヨンハウスと女性の本の専門店ミズ・クレヨンハウスを主宰する落合恵子さん。日本では、オーガニックという言葉がほとんど知られていなかった70年代から、オーガニックに関心をもち、76年にオープンしたクレヨンハウスにも、その後、その考え方を取り入れてきました。


「オーガニックを意識するようになったきっかけのひとつは、有吉佐和子さんの著書『複合汚染』です。以前レイチェル・カーソンの『沈黙の春』を読んだときに、農薬の怖さを知り、日本も同じ状況だろうと思って調べ始めたけど、当時は情報がほとんどなくて……。でも、75年に有吉さんの本が出て、やっぱり、という思いを強くしたんです。それで、クレヨンハウスの喫茶や定食の材料を、できるだけオーガニックにしたいと思うようになったんです」


当時の日本では、有機農法をしている人はわずかだったため、仕入れもままならず、徹底するのは難しかったそうです。けれども、ある出来事が落合さんをオーガニック100%レストランの実現に向かわせました。


「40代のとき1年間ほど、アトピーのような症状に苦しみました。病院に行っても薬をたくさん出されるばかりで治らなくて……。そのとき思い切って、食べ物を徹底的にオーガニックに変えたら、1年で症状がなくなったんです。手に入れるのは大変でしたけど、食べ物を変えることで、こんなにも人生の景色が変わるのか、と実感しました。それに、オーガニックの野菜はおいしい! いくら体によくても、おいしくなきゃ嫌ですから(笑)。トマトはトマトの味がするし、ニンジンは葉っぱもおいしい。それで、クレヨンハウスでもオーガニックを徹底したいとあらためて思ったんです」


こうして、落合さんのオーガニックライフが、本格的にスタートしました。




フェアトレードがオーガニックを支える


誠実な生産者との出会いを経て、93年にクレヨンハウスはオーガニックの八百屋とレストランをオープンします。


「以来、自宅で食べるものは100%オーガニックです。だから、医者知らず(笑)。でも、出先でやむを得ずお弁当を買うこともあるんですね。そしたら、 『落合さん、オーガニックじゃなくて、こういうものも食べるんですか』っておっしゃった方がいて(笑)」


落合さんはあくまでも自然体。愉快そうに笑います。


また、クレヨンハウスは作付け会議にも参加。もし収穫がうまくいかなくてもこの分は保証します、といった約束をして、生産者をサポートしています。


「〝誰かのしあわせのために、誰かが犠牲にならないこと?がオーガニックだと思います。互いに支え合い、分かち合う……人と人、人と自然との関係にもあてはまるし、フェアトレードの考え方にもつながります」


落合さんは、一方通行ではない、互いに支え合う関係を大切にしているのです。




オーガニックはすべてつながって


オーガニックライフの楽しみ方は人それぞれです。


「私の場合は、自分が気持ちがいいと思う暮らし方をしていたら、自然にオーガニックに入っていって、気がついたら、食べ物、着る物、雑貨もコスメもオーガニックになっていた、という感じです。子どもの本もそうです。たとえば、絵本は人間の精神を深く解放してくれるし、耕してくれるものなので、これも私にとっては心のオーガニックです。それに、花や植物が大好きなので、世話をしながら一緒に過ごす時間もまた、心のオーガニックですね」


心のオーガニック……素敵な言葉です。


「窮屈に考えなくていいと思う。そもそもオーガニックって、ゆっくりなもの。少しずつ自分の気持ちのいい方向へ進んでいって、それがオーガニックライフになったら素敵だし、地球環境や平和について考えることにつながっていくと思うんです」


落合さんの柔らかな笑顔から、オーガニックライフの心地よさが伝わってきました。


落合恵子さんの”オーガニック・サプリ“

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子どもの本

クレヨンハウスには、国内外の子どもの本が豊富に揃っている。落合さんいわく、「立ち読み、座り読みOKですよ」とのこと。見ているだけで、楽しくなる。

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オーガニック素材の衣類&コスメ

「肌に直接つけるものだから、オーガニックの気持ちよさがすぐに実感できます。リピーターのお客さまも多いんですよ」

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オーガニック野菜

「とにかく味が濃い。野菜のもつ力が強いと思いますね」春先には、菜の花を買ってきて、1日目はコップに入れて目で楽しみ、翌日お浸しでいただくそう。


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クレヨンハウス

東京・北青山にある東京店。開放的なエントランスが特徴的。TEL 03-3406-6308
http://www.crayonhouse.co.jp/home/index.html


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落合 恵子

文化放送のアナウンサーを経て、執筆業に入る。東京・青山と大阪・江坂にある、「クレヨンハウス」と「ミズ・クレヨンハウス」を主宰。作家活動と並行して、人権、環境、育児、介護など身近な問題に取り組んでいる。

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